背振山 板屋峠から山頂へ  2008.02.03 (初回2003.04.13)


前日の夕方から山に降り始めた雪は背振の山々を真っ白にしていた。
スノーシューの効果も試して見たかったので久しぶりに板屋峠から背振山頂に上がる事にする。

  コースとタイム

 09:09 板屋峠
 09:21 九電の反射板の塔   
 10:03 車道(自衛隊道路)
 10:31 自衛隊基地正門
 10:38 背振山頂
 11:56 板屋
 12:24 板屋峠
注意 本文中には地図等が出てきますが説明しやすくするためにコヨーテ本人が作成したものであり、縮尺・方角等 は正確ではありません。またコースタイムには個人差があるため、正確に知りたい方は国土地理の地図や他の資料をお勧めします

福岡側から背振ダムに行く途中に越えなければならない県道136号線の板屋峠。
標高653mの峠から背振山頂に向けて自然歩道がある。
峠には駐車スペースが1台ほどしかないがダム側に少し降りると何台か駐車出来る場所もある。
昨日から雪が降っていて峠近くから路面も木々も真っ白になっていた。

背振ダム側から来た場合、左側に登山口がある。 標高653m(2003.4.13に撮影)

登山口から入って直ぐ急登に出合う。雪は靴が隠れるほど積もっていて上りは滑りやすくなっていた。
でもアイゼンを付けるほどでは無いと思い、暫くはそのままで上っていったが何度も滑ってなかなか進まないので急登の途中よりアイゼンを装着する。
前回4月に来た時、登山道沿いにはタチツボスミレやツクシショウジョウバカマ、シロモジなどの花が咲いていていたのが、今はすっかり雪化粧!木の枝にも雪が積もっていて、それに接触してしまうと「バサッ」と冷たい雪が落ち、雪まみれになってしまう。

板屋峠から10分。九電の反射板の塔が右にある。展望は望めない。
ひたすら登り続け進んでいくとやがて平坦な道に出る。普段、雪が積もっていない時は道もたいした事はなく、1本道で迷うことなく通りやすいのだが、ここまで上る急登もその後も道が所々雪で消えており、赤いテープが無い所ではちょっと不安にもなる。

板屋峠からの上り 途中右側にある反射板の塔


峠から約40分。登山道にひときわ大きく、目立つ木が正面に立ちはだかる。
ブナの大木かな?立派です。また左方向には塔があったはずだが、上りの途中から雪も降ってきて視界も悪く確認出来なかった。ここを通り過ぎると自衛隊道路はもうすぐそこである。

登山道は雪景色 突然前に立ちはだかるブナの巨木

ここから通称”自衛隊道路”に出合い、山頂まではこの車道を通って上がる。
自衛隊道路は板屋バス停付近から自衛隊基地まで伸びている道である。
冬場は雪も多く車で上がるのは大変だ!4輪駆動だから‥って過信し過ぎると道路端に落ち込むので怖いものです。
雪が無い時でもカーブは滑りやすいので注意してほしい。

ここから自衛隊道路に入る 自衛隊道路。視界が悪くなってきました。


自衛隊基地の門の横からフェンス沿いに山頂へと上がる。
雪も結構積もっていた。そう言えば本日、スノーシューの効果を試すつもりだったのだが‥結局「これ」を使うほどは積雪が無かったのでザックに結び付けたままで荷物になってしまった。

昨夜は気温も低く、風も出ていたのだろう。背振神社上宮のある山頂までの上り道では木々に霧氷も見る事が出来た。

自衛隊基地の門。ここの左から山頂へ 霧氷も綺麗です
背振山頂 山頂の三角点


下山は、先程よりも雪も多く降ってきて視界も悪くなってきたため、行きに使った板屋からの自然歩道を通らず、少し遠回りになったが自衛隊道路をそのまま板屋まで下り、県道136号線の車道を上がって板屋峠に戻った。

自衛隊道路は凍結して滑りやすい 自衛隊道路入口の板屋。これより左折して板屋峠へ


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